ケヴィン・アラムのクラシックギター　650ミリ　ナット幅52 弦高適正に調整されています。ペグは最高級品のロジャースが付いてます。トップは松　サイドバックはローズウッド　全面セラック塗装　サイドに塗装の荒れがあります。トップ板の右腕が触れる部分にも擦れて色が薄くなっているところがあります。画像ではわからないくらいのものですが。現状でも問題ないかと思いますが、気になるのならセラックはいくらでも上塗りできますから、比較的簡単に補修できます。四半世紀前のギターですから、使用感やくすみ、表面板等に傷もありますが、傷はすごく大きなものはありません。ヘッド裏に削れたような傷が三つほどあり。ごく小さいものですが。画像参照。全体的には外観は年代相応といったところだと思います。ジュリアン・ブリームが長く愛用していた作家。気品のある音はさすがで、まさに英国の公爵婦人といった趣。650ミリと標準スケールですが、ハウザー・トーレスのボディは小振りで大変弾きやすいギターだと思います。上品な音と相まって、時間が許せばいつまでも弾いていたくなる、まさに世界の超一流品。黒澤楽器で97年のアラムを770000で売ってます。あれは私が昨年春わジモティーで破格に安い値段で個人に売ったギターです。後述するオイルフィニッシュ塗装で、割れの修理歴があり、ネックもひどく反っていたため、十数万かけて大修理をした個体。アラムのギターは普通、中古でも100万くらいはします。アウラ では94年を121万で販売しています！同じローズウッド仕様で傷も多いギターが121万！　アウラ では90年代のアラムがもう一つ同じ121万で売られていましたが、そちらは売れました！メディアカームでは、やはり90年代のアラムを何と140万で売っていました。しかも、売れた！ケヴィン・アラムというのはそういう楽器です！正直、手放したくないギターです。こんな安値でケヴィン・アラムが手に入るチャンスは滅多にないでしょう。新品は200万くらいしますが、最近のアラム作品は全てオイルフィニッシュですから、私は全く薦めません。ほとんど塗装されていないのと同じですから。木目が剥き出し。ギターの音を決める木材が外気から全く保護されていないに等しい。あれは乾燥した気候の欧州仕様のギターです。日本のジメジメした湿気ではギターが早期に劣化します。間違いなく、数年でダメになります。これは、あくまで素人であり私の見方です。アラム作品の中でも少ない貴重なセラック塗装品というのも、このギターの美点のひとつでしょう。アラム作品にはラッカー塗装もありますが、近年物はオイルフィニッシュ。塗膜の厚みは限りなくゼロに近いものです。このギターを売りに出したのは、ただ、ギターが増えて減らそうと思い立ったもの。私、別に金欠というわけでもないので、また私の気が変われば、予告なく出品は取り下げます。左利きなので弦を逆に張ってますが、右用のギターですから。オリジナルのサドルとナットは手元にあります。ケースが付きます。奥沢周辺で手渡し可能。試奏大歓迎配送料0円としたのは着払いを予定しているため。発送は着払いを予定しています。ヤマト便　輸送保険がかけられるため。