江戸時代土佐藩主山之内家が参勤交代の際、土佐國の港である甲浦御殿や浦戸御殿は藩主の休息地に利用されていました。文言の中に鴨などの名前や小太刀の名や御方様などの記載文字があるのでそのような大筋武家の古文書と解釈しております。浦戸御殿などは長宗我部元親の時代から存在しておりますが江戸の文言があるため山之内家関連の資料であり、藩主が物部川に鷹や鴨狩りをする際に出されたお触れ書きのような資料と思われます。また御品物として考えれるのは屏風の裏打ちに混ざり混んでいた可能性もあり、なかなか武家らしいこの漆塗り箱に入っておりましたので一緒に出品しておきます。あくまでも当方のおおよその古文書解読の個人的な見解のためあらかじめ御理解願います。詳しい方は画像にて内容を少しは把握出来ると思います。藩主の花押は御座いません。当時の資料として古文書に関心がある方は資料になるのではないでしでしょうか?!宜しくお願い致します。。ちなみに黒漆塗り箱サイズは長さ31.5センチ横10.5センチ高さ5.3センチ程になります。。