話題の六角形ラケット、サイバーシェイプの使用感を知りたくて、自身がカットマンのため、カットマン仕様を手作りしました。サイズ変更は可能な範囲で可能です。※注意：試合では使えません※写真はサンプルです。板厚：約10mm縦：約164mm 最長横幅：約164mm グリップ：ストレート(太目の四角いタイプ)重量：約90ｇ形状：六角形 サイバーシェイプ単板の両表面を弾む特殊素材にし、最大横幅をキョウヒョウが使えるギリギリの164mmと広く取り、また板厚が10mmと極厚なので、弾みが均一になり、いわゆるスイートスポットは非常に広く感じます。これにより、ラケットを落として割れることを防ぐだけでなく、ラバーを剥がす際に木が剥がれ、スポンジ面に木片が付着することもありません。中国ラバーと相性が良く、カットも凄く切れますが、ナックルカットが非常に出し易いです。カットマンを想定した大きな設計のラケットですが、かなり弾むので攻撃マンの方からも高評価です。単板特有の攻撃力に、後陣からのカーブロングや反撃も抜群です。台の下ならボーリングや振り子のような打ち方で、台上ならボクシングのショートフックのように肘を直角にきめると効果的です。ロビングは天井の関係で試していませんが、高くて深い、回転の効いた質の良いロビングが出せると思います。非常に厚いラケットなので、初心者や中級者のカットマンがブロックを含む攻守の感覚を覚えるのに良いと思います。またボールの当たった白い跡が上半分に集中するので、伸び悩んでいる時期や、気分転換にも良いかもしれません。予想外に良いラケットですが、もちろん試合では使えませんので、練習や練習試合用のラケットとなります。あるいは練習パートナーとして、パワー型のライバル選手を仮想し使用するのも良いと思います。以下はカーボンに対する個人的な感想です。カーボンはドライカーボンになって初めてその効果を発揮します。卓球の場合、ドライカーボンではなくウエットカーボンに属します。極端に言えば、ただの生地に接着剤を散布しているだけです。ティッシュペーパーに瞬間接着剤を染み込ませて乾かすとカチカチになるイメージです。カーボンが硬くて弾むのではなく、接着・浸透した樹脂が硬いため弾むだけです。